こんにちは!今日は当法人事業「第1回 建設匠フェア 2025」でみなさんに体験してもらう技能体験のご紹介・第3弾目です!
今回は「型枠」の夢キューブづくりのご紹介です。
型枠工事とは鉄筋コンクリート造の建設物を造るときに、コンクリートを流し込むための型を作る工程を言います。みなさんがプリンを作る時に型に材料を流し込み固まると外してお皿に盛れば型通りの形になりますよね。コンクリートは材料、型が型枠になると思ってくださるとイメージしやすいかと思います。型枠工事は木の板やベニヤ板などを使って建物になる基礎の部分にコンクリートを流し込む型を設計通りに組み立てて作る工事です。建設物の構造体という根幹に関わる部分を造る型枠工事は建物の強度や耐震性などにも深く関わってくるため、非常に重要な工事となります。コンクリートは固まってしまえば元には戻りませんのでやり直しがききません。そのため、迅速正確に施工を行わなければなりませんし、コンクリートが型枠から漏れたりあふれることは許されませんので、ミリ単位の精度が求められます。また、建物には全く同じ仕様ということはまずないため、設計図を見て立体的な型枠をイメージする力が求められる職種となります。
型枠の夢キューブづくりでは、工事現場での型枠工事をよりイメージしてもらえるように、超小型手のひら版の型枠工事を体験したもらいつつ、中にカプセルを入れて固め何年後かに金づちで割ってカプセルを取り出せるという2段階バージョンで楽しめる技能体験になります。また、固まった後に模様を描いたり、リボンや小物を付けてデコレーションもさせてもらえるので、オリジナリティー溢れるタイムカプセルになると思います。現場の作業と全く同じことはできないものの、現場のようにきちんと木で枠を作ってくれているおりみなさんの型枠工事の仕事の理解が深まってくれると思いますので、こちらも是非体験してくださいね!型枠技能体験は現場の工事中の建物を模型(原寸大)にしたモックアップの横にありますので、技能体験しながら型枠のモックアップを見て学べる形になります。
「Youtube竹和会チャンネル掲載 ㈱竹中工務店共同作成職種紹介動画(型枠)」で型枠の仕事を動画で説明してくれているので、関心のある方はご覧くださいね。色の違う文字をクリックしてもらえば動画までとびます!