こんにちは!今日は当法人事業「第1回 建設匠フェア 2025」でみなさんに体験してもらう技能体験のご紹介です!
技能体験ご紹介の第5弾目は、「内装造作」のかんな削り体験です!
内装造作工事を簡単に説明すると「建物内部の下地を作る工事」です。マンションなどの各世帯ごとのコンクリートの箱の中に仕切りや扉等を作りお部屋を作っていき生活空間にするとても重要なお仕事になります。建物の内装には木材が使われることが多く、木材の加工がメインになっています。ただし、時にはPB(石膏ボード)なども扱います。担当する箇所は、天井、床、壁、建具(障子やふすま)、階段、水回り、敷居、鴨居等幅広く、建具のみを専門にする会社があったりする、高い技術力のいるお仕事になります。また、場合によっては、内装デザインに合わせた備え付けの棚、クローゼット、テーブル、椅子、カウンター、掘りごたつなどの家具やインテリアをつくることもあります。
内装造作のかんな削り体験では、かんなを使って木材を削ってもらいます。かんなは木材の表面を削って平らにする道具です。長方形の樫の木台に刃を仕込み、木材に当てて、木材を削ります。技能者がかんな削りをすると木の皮が切れることなく繋がるのに、素人がすると木の皮がすぐ切れてしまい削っている木材もガタガタになってしまう、見た目以上に難しい技能体験です。削った木の皮はもらえるのでお風呂に入れてもすごく良い香りがしますし、消臭にお部屋に置いておいても良いかと思います。なかなか1本の木材をかんな削りできる機会はないので、是非体験してくださいね!
「Youtube竹和会チャンネル掲載 ㈱竹中工務店共同作成職種紹介動画(内装工事)」で内装工事の仕事を動画で説明してくれているので、関心のある方はご覧くださいね。色の違う文字をクリックしてもらえば動画までとびます!このYouTubeではボードとクロスを1つの仕事としてご紹介していますが、現場によっては別々の会社さんが担当していることもあります。