こんにちは!今日は当法人事業「第1回 建設匠フェア 2025」でみなさんに体験してもらう技能体験のご紹介です!
技能体験ご紹介の第6弾目は、「ダクト」のはぜ入れ体験です!
設備工事に含まれるダクト工事は、建物内の空気を通すための管(ダクト)を設置・接続・固定する工事になります。ダクトは空気を運んだり排気したりするために使われる管状の設備になり、換気・空調・排煙など、あらゆる建築物において欠かせない存在です。みなさんが普段利用する公共施設や学校等の天井の中にこのダクトが設置されることで、快適で安全な空調環境が保たれています。普段天井の中にあるのでイメージしにくいかと思いますが、たまに焼肉屋さんなんかで天井からステンレスのような素材の筒の口が天井から焼き台の上に設置されていて煙を吸ってくれていますよね。その筒がダクトの一部になりそのまま天井の中を通って外に続く壁の排出口まで設置されています。タバコの分煙室の設置の風潮、コロナによる空調設備の充実等でこれからも大活躍の職種になります。
ダクトのはぜ入れ体験では、金づちを使用しながら「はぜ」と「はぜ」を合体させる体験をみなさんにして頂きます。ダクトは一般的に、鉄板製の部材を組み合わせてつくられています。「はぜ」とはこのダクトの鉄板を組み合わせていく際に、鉄板同士を接続させる箇所に用いる折り曲げ部分です。板金を加工する時、鉄板同士の接合部分は強度が落ちてしまいます。そのため、経年劣化などにより隙間ができやすくなります。ダクトに関して言えば、もし隙間ができてしまうとそこから空気が漏れ、ダクトとしての役割を果たせなくなってしまいます。そのようなことが起こらないように接続する時に接続部を折り曲げて鉄坂同士がしっかり固定されるように加工するのです。はぜ入れ体験は、「はぜ」と「はぜ」をかなづちで叩いて押し込み合体させる作業になります。しっかり「はぜ」と「はぜ」が接続されるととても達成感を感じることができますので、是非、体験してみてくださいね!